1923年から走り続ける千葉県のローカル線・銚子電鉄にまつわる人々のエピソードを綴った吉野翠の短編小説集
「トモシビ 銚子電鉄の小さな奇蹟」を映画化。
マイアミを舞台に自分の居場所とアイデンティティを模索する少年の成長を、少年期、ティーンエイジャー期、成人期の3つの時代構成で描き、第89回アカデミー賞で作品賞ほか、脚色賞、助演男優賞の3部門を受賞したヒューマンドラマ。
「ツリー・オブ・ライフ」「シン・レッド・ライン」の巨匠テレンス・マリック監督が、宇宙のはじまりと生命の歩みを圧倒的な映像美で描き出したドキュメンタリー。
「パシフィック・リム」や「マイティ・ソー」シリーズで活躍する俳優のイドリス・エルバが主演を務め、CIAのはぐれ者捜査官とスリの天才がコンビを組み、テロ事件の犯人捜索のためパリを奔走するバディムービー。
「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」「トリプルX 再起動」など、ハリウッドでも活躍するドニー・イェンが、
ブルース・リーの師と知られるイップ・マン(葉問)を演じるアクションシリーズ第3作。
異人種間の結婚が違法とされていた1950年代のバージニア州を舞台に、自らの愛を貫き通すべく戦ったラビング夫妻の実話を映画化した
ヒューマンラブストーリー。
ドイツの巨匠ベルナー・ヘルツォーク監督のメガホンにより、「砂漠の女王」と呼ばれたイギリス人女性ガートルード・ベルの半生を、
ニコール・キッドマン主演で描いた伝記ドラマ。
インドで迷子になった5歳の少年が、25年後にGoogle Earthで故郷を探し出したという実話を、「スラムドッグ$ミリオネア」のデブ・パテル、「キャロル」のルーニー・マーラ、ニコール・キッドマンら豪華キャスト共演で映画化したヒューマンドラマ。
東西冷戦下の1980年代、英国諜報(ちょうほう)部「サーカス」を引退したスパイ、スマイリーに新たな指令が下る。それは20年にわたってサーカスの中枢に潜り込んでいる二重スパイを捜し出し、始末するというものだった。膨大な記録や関係者の証言を基に、容疑者を洗い出していくスマイリーがたどり着いた裏切者の正体とは……。
佐藤浩市と樋口可南子が夫婦役を演じ、北海道で第2の人生を送る熟年夫婦の愛と絆を描いたヒューマンドラマ。エドワード・ムーニー・Jr.の小説「石を積むひと」を原作に、「武士の献立」「釣りバカ日誌」シリーズの朝原雄三監督がメガホンをとった。
大学の修了作品として製作した「神奈川芸術大学映像学科研究室」が注目を集めた新鋭・坂下雄一郎監督の商業デビュー作。
東京の有名オーケストラと間違えられて巻き起こる騒動を描くコメディドラマ。
2009年、世界的クライマーとして知られるデビッド・ラマは、パタゴニアにそそり立つ花こう岩の山セロトーレへの登頂を決意。最低限の安全確保のために使うロープなどの道具以外は自らの肉体のみを使い、果敢に前人未到の領域に踏み込んでいく。だが、初の登頂はすぐに変化する不安定な天候に阻まれ、下山せざるを得なくなり……。
韓国の鬼才キム・ギドクが製作と脚本を手がけた社会派ドラマ。幸せな暮らしを送っているかに見えるが実は北朝鮮工作員による擬似家族と、その隣人であるケンカの絶えない韓国人家族。対照的な2つの家族の交流をコミカルかつスリリングに描くことで、現在の朝鮮半島における問題を浮き彫りにしていく。
空想好きなお菓子大好き少女の星野ひよ子(廣田あいか)は、本気でお菓子の国のプリンセスになることを夢見ていた。ある日、彼女はいきなりドーナツ穴に吸収され、何とアニメの世界にたどり着く。その不思議な場所にはたまこちゃんという女の子とコックボーという正体不明の生き物がいて、ひよ子はすぐに彼らと意気投合して日々遊んで暮らす。
数多くの恐竜たちが生息している太古の世界。幼いティラノサウルスのトロンは、両親のゼスタとセラを亡くしてしまう。深い悲しみと孤独が押し寄せるが、彼はたった一人で生きていくことを決意する。険しい山々を越え、うっそうとしたジャングルを抜け、赤い実の収集に夢中のキラリや泣いてばかりいるメソメソといった仲間と出会うトロン。彼らと触れ合いながら、強さや勇気、友情について学んでいくが、凶悪な恐竜バルドの群れと出くわしてしまう。
「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督が自身初の3D映画として、ラルフ・ラーセンの冒険小説「T・S・スピヴェット君 傑作集」
(早川書房刊)を映画化。気持ちがバラバラになってしまった家族を元に戻そうと奮闘する、天才少年の葛藤や成長を描いた。
市江(中谷美紀)は祖母が始めた洋裁店を継ぎ、町の仕立て屋の2代目店主として日々年季の入ったミシンの前に座っている。彼女が職人技を駆使して丁寧に仕立てる洋服は、依頼人たちを喜ばせていた。職人気質の市江はブランド化の依頼にも目もくれず、その服に袖を通すたった一人のためだけのオーダーメイド服を縫うだけで幸せだったが……。
サンジン(ハン・ソッキュ)が音楽教師を務める高校に、ジャンホ(イ・ジェフン)という生徒が転校してくる。歌がうまいと評判の彼だが、家族をなくしてヤクザに育てられていることもあって素行は最悪。黒塗りの車で登校したり、子分を連れて歩く姿にサンジンはあきれる。そんな折り、彼がかつてオペラ歌手だったことから、校長はジャンホを音楽コンクールで入賞させろと迫る。その命令を突っぱね、ジャンホの歌声すらも聴こうとしないサンジン。一方のジャンホは、自分だけでコンクールに挑むが……。
1950年代のハリウッドを代表する人気女優から、モナコ公国の公妃となったグレース・ケリーが、国のために自ら成し遂げたある計画の真相を、オスカー女優ニコール・キッドマン主演、「エディット・ピアフ 愛の讃歌」のオリビエ・ダアン監督で映画化した。
パキスタン伝統音楽とビッグバンドジャズの共演を追った音楽ドキュメンタリー。監督はアカデミー短編ドキュメンタリー賞を2度受賞した
パキスタン人女性シャルミーン・ウベード=チナーイとニューヨーク在住のアンディ・ショーケン。
「南極料理人」「横道世之介」の沖田修一が監督・脚本を手がけ、山の中で迷子になってしまった7人のおばちゃんたちが繰り広げるサバイバルをユーモラスに描いたヒューマンコメディ。
登山者の4割近くが亡くなるというキラー・マウンテンの異名を持つヒマラヤ山脈のアンナプルナ。2008年5月、危険度が突出して高いこの山の南壁に挑んだスペイン人登山家のイナキ・オチョア・デ・オルツァは途中高山病に見舞われ、同行者がSOSを発信。その報を受けた世界10か国12人の登山家は、危険を顧みずイナキの救出に向けて出発した。
自閉症により2歳の時に突然言葉を失った少年が、ディズニー映画を通じて徐々に言葉を取り戻していく姿を追ったドキュメンタリー。ピューリッツァー賞を受賞したジャーナリストでもあるロン・サスカインドの著書「ディズニー・セラピー 自閉症のわが子が教えてくれたこと」をもとに、アカデミー短編ドキュメンタリー賞を受賞した経歴を持つロジャー・ロス・ウィリアムズ監督が手がけた。
イタリアのプロチームで活躍していたゆうとの前に強力なライバルが出現し、より一層の向上を誓う彼は修行の旅に出る。たどり着いた地にはレジェンドと呼ばれた伝説のサッカー選手がいるらしいが、レジェンドの指導を願うも当人と出会えない。そんなとき、レジェンドを知るという地元の怪しげな老人からサッカー指導を受けることになり……。