落語家の林家たい平が企画・主演・落語監修を務め、落語の中でも有名な噺の数々をストーリーに取り入れて描いた人情時代劇。
もういちど
江戸時代末期。あることがきっかけで落語の修業を放り投げ、さまよううちに深川佐賀町の長屋へと流れ着いたたい平。そこで貞吉と知り合った彼は、ひょんなことから落語の稽古を頼まれてしまう。渋々引き受けるたい平だったが、必死に落語を学ぶ貞吉の姿にこの世を去った自分の息子の姿を重ね合わせていく。やがて貞吉親子と接しながら、涙と笑いに満ちた生活や、人とのつながりの大切さをかみ締めるようになる。
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