
世界で初めて盲ろう者の大学教授となった東京大学先端科学技術研究センター教授
福島智さんと母・令子さんの実話を基に描いた人間ドラマ。
桜色の風が咲く
関西の町で教師の夫や3人の息子とともに暮らす令子。幼少時に失明した末子の智は家族の愛情に
包まれて天真爛漫に育ち、東京の盲学校で高校生活を送るが、18歳の時に聴力も失ってしまう。
暗闇と無音の世界で孤独にさいなまれる智に希望を与えたのは、令子が彼との日常から考案した
新しいコミュニケーション手段「指点字」だった。母子は勇気を持ってひとつずつ困難を乗り越え、
人生の可能性を切り拓いていく。
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