喜劇王チャップリンの遺体が盗まれた実際の事件を題材に、マヌケでドジな2人組が巻き起こす大騒動を描いたヒューマンコメディ。
「神々と男たち」でカンヌ国際映画祭審査員特別グランプリを受賞したグザビエ・ボーボワ監督が、チャップリンの遺族の全面協力を得て完成させた。
チャップリンからの贈りもの
1978年、スイスのレマン湖畔。貧しい生活を送り、妻の入院費も払えないオスマン(ロシュディ・ゼム)。そんな中、チャールズ・チャップリン逝去のニュースが流れる。すると親友エディ(ブノワ・ポールヴールド)からとんでもない話を持ち掛けられる。それは埋葬されたチャップリンの遺体を盗み、その返却と引き換えに家族から大金をせしめようというものだった。こうして、犯行に加わることになってしまうオスマン。だが、次々とトラブルが噴出し……。
(C) Marie-Julie Maille / Why Not Productions